巻き爪応急処置
テーピング法
巻き爪は、爪に皮膚の軟部組織が多い被さってくるトラブルです。それを 防ぐためにテーピングを使って爪と軟部組織の間に隙間を開ける方法です。やり方はテーピングをクロス状に巻くものと、覆うように巻くものの2つあります。
覆うように巻く方法
- 2.5cm幅のテープを5cmの長さに霧、粘着麺ではない側がつくようにテープを半分に折る
- 折り目の中央から縦方向に切り込みを入れる。
- その切り込みから指の爪を出して爪の端にかませ、爪の根本川、爪先側の余ったテープを張り付ける
- 左右に余ったテープを、指の腹に引っ張りながら巻きつける
クロス状に巻く
- 2.5cm幅のテープ(5cm幅のテープを半分にきってもよい)を5cmの長さに切り、爪の際ぎりぎりにテープを貼る
- 皮膚を爪から引きはがすように強く引っ張りながら、指の腹を通して反対側に回す。
- 指の腹から回したテープを指の斜め上に巻きつける。このときはテープは強く引っ張らない。
- 両端に症状がある場合、反対側も同様にテープを巻く
片方の側だけに症状のある場合は、①のクロス状の方が簡単ですが、②の覆う方がはがれにくいという利点があります。②の上に①を重ねてもいいでしょう。
どちらも、爪の際がはがれてきたら、テーピングの替え時です。
ちなみに使用するテープは、薬局やスポーツ用品店で購入できます。伸縮性のあるものとないものがありますが、伸縮性のある方がつかいやすいようです。
コットンパッキング法
痛みを緩和する応急措置です。爪の先が2mm程度でもあればできます。
脱脂綿や不織布(ふしょくふ)を米粒くらいの大きさに丸め、痛みのある爪と皮膚の間に挟みます。ちいさすぎると効果がなく、置きすぎると痛いので、何回か試して大きさを調整してください。
参考文献: 「巻き爪、陥入爪、外反母趾の特攻セルフケア」 著者:高山かおる